こつこつインデックス投資で資産形成

千葉在住20台後半会社員のインデックス&米国ETF投資日記です。

r>g マンガ版ピケティの「21世紀の資本」を読みました

今更ながらピケティの21世紀の資本に興味を持ちました。

毎日、株価や金融関係のニュース等を見るようになって、経済格差というものが見えてきたためだと思います。

もう1年したら30代になるのですが、30代の平均貯金額が379万円、中央値が200万円になります。

自分はつい最近まで貯蓄とは無縁の生活を送ってきたので、平均額には届きません。

一部の特出した方が平均を押し上げているのは理解できるのですが、なにかあった時にやはり心許ないばかりか、投資の力、複利の力を知ってしまったので「資本」がいかに人生について大きなプラスに働くのかをより実感しているところです。

現在の年収、資産額でも身の丈にあった生活をできていて、お金がなくてどうしようもない!みたいなことは全くないので、困ってはいないのですが…

就職当時から毎月積立投資をしておけばなと思います。

いや、そもそも親の資産があれば将来への不安は無くなると考えました。

 

もともと持っている人間とそれが無い人間この差は埋めがたいものとして現実に存在します。

 

そんなことからピケティが気になっていました。ところが、この「21世紀の資本」は厚い、超厚い。原書というか日本語版でも読み切れない(ウオール街のランダム・ウォーカーでさえ辛かった)なので、簡単な「まんがでわかるピケティの21世紀の資本」を購入しました。

 

結論 やることは今までと変わらない

なにかこの本から得るものでこれからの行動が変化するかと思いました。えぇ?という気持ちはありますがこれが事実です。「資本収益率(r)>経済成長率(g)」歴史的事実として存在する以上、仕方がありません。「お金持ちはよりお金持ちに、貧乏人はより貧乏人に」は気のせいではないのです。経済成長による「みんなで豊か」は実現しません。

既に先進国の経済成長率は1~1.5%ほどでこの成長率は、資本収益率を下回っています。難しい理屈はいろいろあるようですが、簡単に言えば、資本を持っている人は、その資本からの収益分を再投資すれば、経済成長以上の収益を得られるということです。

本によれば2010年度のヨーロッパ(日本もこれと同じ傾向)で国の総資本における上位10%の割合は60%、格差大国のアメリカでは上位10%で72%を独占、下位50%は2%を分け合っています。すごい割合です。

解決策は、資本を蓄える事です。資本は何かというと株や債券、不動産です。

もちろんこれらのマーケットには基本的に資格なしで誰でも参入することが出来ます。

毎月の労働所得の中から、投資をし、基本的には投資から得た、収益を再投資してより大きな収益を目指す。いつものインデックス投資ですね。もっとも手間がかからず、市場リスクを取るのみで、期待リターンを上げることが出来るとっても優れた方法です。

 

日本は今後ますます人口減少社会に突入します。

若者はお金が無くて、老人は貯め込んで経済が良くならない、消費がない。と耳にタコが出来るくらい良く聞きますが、引退世代が文字通りこの世を引退した後、その貯め込んでいた資産は誰に行くのでしょうか。次の世代に継承されます。継承される人間が少なければ少ないほど、資産は集中します。集中した資産は更に収益を生み、世代が交代するごとに経済格差は増えていく(既にありますよね?)ということです。

なので、豊かに暮らしたい、老後に不安を感じたくない、子どもに不自由させたくない。と思うのだったら、政策がどうの政府がどうの言う前に一旦自分の世代で出来る限り資産を築いてしまい、生きたお金の使い方を子どもに教えれば、いいんだと思います。

 

純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数

 

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純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数の推移
(2000年~2015年の推計結果)

 

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※野村総合研究所より

 

いや、意識したことは全くないというかお金持ちの資産額なんて多いということしかわからなかったので、数字で示されると衝撃です。よく、こんな高い車が売れるんだとか、こんな贅沢な食材が誰に売れるんだとありますが、この表を見ればねぇ…

超富裕層と比べるなんて具の骨頂ですが、準富裕層、アッパーマス層と比較してもマス層との格差が毅然と存在します。金融資産を世帯数で除すればよいので…うっ…考えたくない、この格差 笑

 純粋に金融資産が多くても、負債を抱えてキャッシュフローが悪ければだめだとは思いますが、いざという時の売却資産を持っているというだけでもはや勝ち組ですね。

あんまり、勝ち組・負け組を意識して生きてきたわけではありませんし、がつがつ生きたいわけでもありませんが、せめてアッパーマス層・準富裕層には食い込めるように努力をしたいと思います。

 

まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」 (まんがでわかるシリーズ)

まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」 (まんがでわかるシリーズ)